Open Hack Dayといえば、前回の “Open Hack Day 2” で最優秀賞をいただいたことが記憶に新しいですが、今年も参加してみました。

今回は作品の展示会もあったので、高い技術力で会場をあっと言わせるチームもあれば、突飛なアイデアで笑いにつつまれる作品をつくったチームもあり、お祭り騒ぎでした。まさに技術の祭典!

なにをつくったのか

近年IoTという言葉が無駄にバズってるので、流行に乗ろうということでIoTプロダクトをつくりました。

その名も “IoTissue”。

IoTissue

なにつくろっかな〜とアイデアを練っていたときに、ふと目の前にティッシュ箱が見えて、

「IoT×ティッシュ」ってないよな…

と思いつくった次第です。

例によって今回もランディングページをつくりましたが、「一歩も動かず手が届く、一歩未来のティッシュ箱」だとか無駄にうまいこと言ってるけど結局なにができるのかこのサイトだとよくわからないので、仕組みについて軽くご紹介します。

IoTissueの仕組み

一言でいうと、クシャミをしたら勝手にティッシュが飛んでくるティッシュ箱です。

まず、人がクシャミをしたり鼻水をすする音を音声認識で感知します。

ハックション

マイクはスマホ

(※マイクを買う予算がなかったので、ティッシュ箱の上にスマートフォンをおき、音声認識をしてます(笑))

音声を感知したら、360度カメラのTHETAをリモート起動し、シャッターを押します。

RICHO THETA

撮影した360度の写真をInteledisonと連携してOpenCVによる顔認識をおこない、写真の中で人物がティッシュ箱からみてどの方向にいるかを判定。

顔認識

そして、その方向へ超音波センサーによって超音波を発信して、

超音波センサー

音声を発した人物とティッシュ箱との距離を測ります。

その距離に応じて、ミニ四駆でお馴染みタミヤのバギーがエンジンをふかせて人物まで近づきます。

バギーが走る

近くまできたら、取り付けられたミニ扇風機やペットボトルと風船を組み合わせて、

扇風機付きのバギー

ペットボトルと風船

ティッシュをポーン!と勢いよく飛ばすという仕組みです。

ポーンと飛ぶ

IoTissueのつくりかた

上記の仕組みでほとんど説明しましたが、今回は出費がかなりかさみました。

カメラは協賛のRICOHよりお借りしたTHETA、コンピュータに関しては同じく協賛のMicrosoftよりお借りしたEdison、音声認識はスマホ……と、それぞれなんとかやりくりしましたが、やれ超音波センサーだの、台車だのティッシュ箱だのバギーだの車輪だのモーターだのソレノイドだの風船だのペットボトルだの扇風機だの……

これらを組み合わせ、あらゆるAPIを駆使し、「くしゃみしたらティッシュが勝手にポーンと飛んでくる」という夢を実現できたのです。

モノづくりメディアのMONOistでもご紹介いただきましたが、個人的に一番大変だったのはティッシュを飛ばす仕組みづくりでした。

ペットボトルに風船を取り付けて空気砲のようにしたり、ソレノイドで勢いよく空気を押し出したり、小型扇風機からでる風で飛ばしたり……さまざまな方法を試して、ギリギリでやっと形になったことを覚えています。24時間でつくるってまじで大変ですね。

結果はどうだったのか

最優秀賞ならず……! さすがに二冠はなかったです。

しかし、「インテル賞」「RICOH THETA賞」をいただきました!

最新タブレット人数分や、RICHO THETAを数台いただけて、チーム一同大喜び。

個人的にこういうコンテスト系でモノづくりをしたあとは、超おいしい焼肉に行くか、超おいしい寿司を食べるかどっちかだと決めているのですが、今回は前者でした!

最高の焼肉

学生卒業してからハッカソン全然でてないけど、このイベントだけはお祭り感すごくあって楽しいので、来年も出まーす!

Hajime Hirono

Written by

広野 萌(ひろの はじめ)

株式会社FOLIO CDO。
1992年2月京都生まれ、早稲田大学文化構想学部卒、ヤフー出身。
UI/UXデザインとコンセプトメイキングが得意です。
代表作に「inShade」「INTEMPO」など。

» 経歴・受賞歴・ポートフォリオ

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